皆さん、こんにちは。
相川駅から徒歩30秒の「相川駅前歯科」です。
 
お子様が、テレビなどを見ているときの様子を少し注意して見ていただきたいです。
お口を「ポカン」と開けながらテレビを見ていませんか。
もしお口が開いているのなら、「口呼吸」をしているのかもしれません。
 
 

「口呼吸ってダメなの？」と思われるかもしれませんが、口呼吸は身体にさまざまな悪影響を与えます。
人間は、もともと鼻で呼吸をするのが通常の状態です。
鼻には、鼻毛がフィルターのようにウィルスの侵入を防いでくれたり、鼻の粘膜が乾燥した空気を加湿してくれたりする役割があります。
口で呼吸をすると直接空気が体内に入るため、ウィルスに感染するリスクが高くなるのです。
 
その他にも、
・お口の中が乾燥して唾液の分泌が減り、むし歯になりやすくなる
・お口が開いていることで舌が正しい位置に定まらず、歯並びの乱れの原因になりやすい
・お口周りの筋肉がしっかり発達せず、発音が不明瞭になるおそれがある
など、口呼吸にはさまざまなリスクがあり、「お口ポカン」には注意が必要なのです。
 
 

「鼻炎で鼻がつまっている」「扁桃腺肥大の傾向がある」などの症状も口呼吸の原因になります。
心当たりがある場合は耳鼻科を受診し、まず治療を行うのをおすすめします。
そういった症状もなく、日常のクセになっている口呼吸の場合、「お口を閉じて」と声をかけるだけではなかなか治らないことがほとんどです。
 
お子様が自分で気をつけるだけでは改善することは難しいため、プロである歯科医師のアドバイスを受けてみてください
歯科医院では、鼻呼吸を促すためのトレーニングを行っております。
舌の位置を正しく導く方法や、お口周りの筋肉を鍛えるトレーニングを行い、「お口ポカン」の改善を目指します。
また、しっかり噛んで食べることも顎の成長には大切です。当院では食生活のアドバイスも行っています。
 
お子様にお口が開いている症状が見られるようなら、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
「お口ポカン」の症状を一緒に改善していきましょう。