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小児矯正の装置にはどのような種類があるの?特徴と使い方について
皆さん、こんにちは。
相川駅から徒歩30秒の「相川駅前歯科」です。 お子様への矯正治療を検討しているけれど、どのような装置を付けて治療を行うのか分からなくて不安、という保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今回は、お子様の歯科矯正に使われる装置の特徴についてご紹介します。
相川駅から徒歩30秒の「相川駅前歯科」です。 お子様への矯正治療を検討しているけれど、どのような装置を付けて治療を行うのか分からなくて不安、という保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今回は、お子様の歯科矯正に使われる装置の特徴についてご紹介します。
小児矯正に使用される4つの装置
お子様の矯正治療にはさまざまな種類があり、お口の状態、顎や歯の成長段階などによって適切な装置を使うことが大切です。 ここでは、小児矯正に使用される主な4つの装置をご紹介します。
歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)
反対咬合、いわゆる受け口の症状があるお子様に対して用いられるマウスピース型の矯正装置です。 就寝時に装着することで、口腔周辺の筋肉のバランスを整えて適切な歯並びへ導く効果が期待できます。 治療開始時期は乳歯から永久歯に生え変わるタイミングとされていますが、3歳から治療が可能です。
舌側矯正歯科装置(リンガルアーチ)
金属製のワイヤーを歯の内側である舌側に沿って装着する矯正装置です。 奥歯に輪っか状の器具を引っかけて固定させるため、取り外しはできません。 歯全体ではなく、局所的に動かしたいときに使用します。 装置を装着している間は一時的に活舌が悪くなる、歯磨きがしにくいといった点に注意が必要ですが、目立ちにくく、さまざまな目的に使用できる装置の一つです。
床矯正装置
プラスチックでできた床の部分と、歯に引っかける金属の部分で作られている取り外し式の装置です。 歯全体を動かす働きがあることから、不揃いの歯を整えたり、受け口や出っ歯などの治療に用いられたりします。 取り外しができて、ワイヤー治療よりも痛みを感じにくい一方、細かい歯並びが調整できない、決まった装着時間を守らないと期待した効果を得られないことを覚えておきましょう。
急速拡大装置
上顎の横幅を広げるための固定式の装置です。 歯がきれいに並ぶためのスペースが足りない場合などに使用されます。 ほかの矯正装置とは異なり、装着期間が2週間〜2ヶ月程度と短期間ですむところが大きな特徴です。 きれいに永久歯を生え揃わせるためには、歯の生えかわりが完了するまでに治療をスタートするのが理想とされています。